新しいサーフボードへのイメージ

先週末はヨレて乗りづらくとも、サイズのあった事務所前。

日曜はサイズ落ち、多少ヨレ残りながらも少しブレイク分かりやすく乗りやすく楽しめ、月曜日は朝からユーザーさんとサーフ。

日曜のサーフィンでサイズダウン傾向にパワーもなかったので、PLATOONとD-BULLETどっちで入るか迷うお客さんに

サイズも大きくなくパワーもないんでD-BULLETがいいのではとアドバイス。

入ってみたらブレイクパワーなく、やっとブレイクするとワイド気味に掘れ上がりブレイクする波だったので、

テールワイドの広いHARD BALLとD-BULLETに乗る私とユーザーさんは、テイクオフのタイミングに苦戦。

そこでPLATOONに変えて来たらと改めてアドバイス。

PLATOONに変えてのその後、ユーザーさんはテイクオフもしやすく波に乗る数も増えて調子よく楽しめたそうです。

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私はHARD BALLで入ったのですが、大きく盛り上がり掘れ上がる速いブレイクでは、

浮力の強いテールワイドの広いこのボードでは大きく盛り上がり掘れてワイドに強くブレイクするコンディションでは、高い浮力が波の上に持っていかれやすく、厚いブレイクでは中々滑り出す感が劣り、

掘れ上がる辺りではテールの押し上げ感強すぎる感じで、どうもタイミングを合わせるのが難しく感じました。

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D-BULLETやHARD BALLはパワーレスなマッシーなブレイクで素早く滑り出しスピードを得やすくフラットにロッカーをデザインされているモデルなので、

やはり強く掘れ上がるブレイクでは、テイクオフでのタイミングをはからなければならないといったデメリットな部分がデザイン的に出て来ます。

コンディションや波質によって違ったアウトラインやロッカーのモデルを持ってると、やはり楽しさも幅広くなるといったところですね。

この日のコンディションは比較的オールラウンドに対応できるモデルで入っていた方が、スムースに楽しめたかと思います。

昨日は更にサイズダウンして、乗れるブレイクも大変少なく、やっとブレイクしてもブレイクしづらく滑り出させづらく、割れたらワイドにショルダー走るタイミング少なく、波数の少なさからもイライラ感を感じるコンディションでした。

やはり昨日もHARD BALLでやりましたが、少なく分かりづらいブレイクに波周りもどうも合わず、なんか絶不調・・・

今日も同じようなコンディションで、こんな時は少しサーフィンを空けた方がスランプを抜けやすいので本日はノーサーフに。

なので、工場で新しいモデルのディスカッションを吉野としました。

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まずどんなコンディションで、どんなライディングスタイルで楽しむかを話します。

そしてそのイメージに合うロッカーデザインについて話し合います。

ロッカーを決めると、イメージしているサイズ、そしてイメージしているアウトラインイメージを伝え、様々なテンプレートを引っ張り出しサイズに合わせて当ててみて、イメージにバッチリ合うアウトラインを探していきます。

こんな感じで常に新しいモデルを作っているのですが、毎回ワクワクドキドキする作業です。

私が何故このような新しいモデルのイメージを色々出来ているのか。

仕事柄、ヨシノシェイプの様々なモデルに実際日々乗りサーフィンしているのですが、ただサーフィンしてアクションを攻めるだけでなく、様々に違うモデルでどういった部分がどう違って来るのかといったボードデザインによる感覚的にも感じるようにサーフィンするように心がけています。

また国産やグローバルな話題や人気のあるブランドの様々なモデルを常にネットで調べ、今のサイズやアウトラインのトレンド、そしてモデルごとのコンセプトによるロッカーやボトムデザインなどについてチェックを怠らないように知るようにしています。

そうして調べて興味のあるサーフボードを、ユーザーさんが持っていたり、知り合いが持っていたりとチャンスがあれば、ヨシノシェイプに乗るだけでなく、実際に乗ってみて感じるようにしています。

乗る機会がなくても気になるボードがどんなボードなのかに深い興味がある場合は、数多く置いてある量販店などに行ったりと実際にそのボードを見てみる機会も持つようにもしています。

こういったサーフボードを考える上での仕事をしてサーフィンも日々していると、確かにこういった所は素晴らしいけど、普段サーフィンする日本の波質ではちょっと難しいからこうしてみるともっと乗りやすくなっていいかなとか、

ヨシノシェイプのモデルの中でもここはいいけど、今日のようなこんなコンディションでは、ここの辺りをもっとこうしたら良くなりそうとか、違ったコンディションや違ったモデルを乗って感じる中で次々に色々イメージが膨らんで来ます。

レベルの違うターゲットをイメージしても、様々にイメージは変わっても来ます。

こうして様々なボードを見たり実際に乗ってみたりして様々にヒントやインスピレーションも得て来ている中で、新しいモデルへのイメージとして、まずどのくらいの波のサイズのコンディションで使うモデルかとイメージが始めまります。

次にその波のサイズやコンディション、また提案ターゲットとする乗り手のレベルやスタイルに合ったアウトラインをイメージします。

ノーズの形状やワイド感はどうするか、テールの形状やワイド感はどうするか、長さ・幅・厚さはどのくらいにするか。

アウトラインとサイズのイメージが決まれば、ロッカーはどうするかなどなどと。

こういったイメージをするにも、何度も様々なボードを繰り返し見るようにして、また今のトレンドを意識するのも大切にコンセプトを決めていくようにしています。

そんなこんなして全てのイメージが決まってくると、もう早く吉野とも一緒にディスカッションをしたい気持ちで楽しみいっぱいになって来ます。

今日もそのイメージを伝え一緒に考えてもらいながらのディスカッションをしてもらって来ましたが、やはり凄くワクワクした気分になってくる楽しい時間となりました。

ひとつづつ少しづつ形になっていきながら、吉野とも相談した上での変更も含め最終的に決まったアウトラインを眺めると、早く乗りたくて仕方なくなって来ます。

マシンシェイプでの決まったアウトラインやロッカーでのモデル展開も素晴らしいテクノロジーと否定はしませんが、こういったオーダーする方のイメージに細かく反映出来る対応も、ハンドシェイプによるカスタムオーダーならではの楽しさと言えると実際にやっていて感じます。

ただ、自分のイメージを確実にボードの性能も含め形にしてくれる経験や腕のあるシェイパーが居ることが大切ですよね。

私にとって、こうしたイメージを形に確実に反映してくれる頼れるシェイパーがまさにヨシノシェイプですね。

自分にとって乗りやすく練習しやすいボードとして、ぜひ多くの伸び悩む方にも楽しんでいただきたいところだと私自身がサーフボードもオーダーも楽しんでいることからもリアルにおすすめ出来ます。

ほんと楽しいんですよ!

そしてバッチリ調子よく楽しめるほど、妙に感謝といった気持ちも高まります。

部分的にでも難しさを感じるボードを克服するといった楽しみ方もあると思いますが、個人的には自分にとって乗りやすく練習しやすいサーフボードに出会えた方が、貴重なサーフィンの時間の無駄にもならない気がしています。

ヨシノシェイプでは分かりやすくとモデルを紹介しておりますが、基本的にはお客様が乗りたいサーフボードへのイメージを大切に考えています。

なので自分がイメージされるモデルになくても、こんな感じのサーフボードに乗りたいんだといった要望がございましたら、ぜひご相談いただければと思います。

様々に可能なテンプレートやロッカーデザインから、イメージに近づけたボードをお渡しすることは可能ですので。

ただたまにおられるのですが、どこどこのブランドのモデルと全く同じにといった要望もいただくことがありますが、それならそのブランドのそのモデルにお乗りになればと思います。^^;

あくまでもヨシノシェイプならではのシェイプを感じていただければと、私たちは思い願うところです。

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ところで今回テストする新しいモデルは、波のサイズはコシからムネ~カタのコンディションで使用をイメージ。

そして厚いブレイクでもターン性能がソフトでやりやすいフルロッカーをベースにイメージ。

フルロッカーでターンをイージーに乗りやすく楽しめるよう、そしてパワーレスなスモールなコンディションでもテイクオフ早くレスポンスも得られやすいようにといったコンセプトを考え、ロッカーの度合いとワイド感あるアウトラインを設定。

簡単に言えば、普段サーフィンする機会の多いスモール~ミディアムコンディションで、フルロッカーならではのターンポテンシャルをイージーに乗りやすくスピーディーに楽しめるといったモデルですね。

さてモデルとしてどんなサーフボードになるか、私自身しばらくの間

「 お楽しみに! 」です・・・

サイズあるんだけど

今朝はアタマからオーバーヘッド

ただ強いウネリと流れが重なって、かなり強くヨレたワイドブレイクで

良くありませんでした。

今日もPLATOONでサーフ。

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サイズあるコンディションでフルロッカーのこのモデルに妙にハマっています。

私は身長175cm(5’9)で5’10と短めに乗っています。

それでもオーバーヘッドのブレイクであっても十分イケます。

サイズある波で余裕を持ちたいなら、ご自分の身長よりも2~3インチともう少し長めに乗っていただくのがおすすめかと思います。

入って2本、ボトムターンからトップターンとフィンが鳴るほどに乗れましたが、

段々風が強まって来て、更にヨレが強くワイドブレイク多くなってしまいダメになってしまいました。

その後は工場にレールチェックに。

仕上げのシェイプの映像です。

少しづつシェイプされるボードがシャープになっていって、カッコよくなっていきます。

回転性が楽しいフレンドリーなフルロッカーショートボード

今日は風の弱いうちに早朝サーフ

ムネ~カタくらいのサイズはあって、多少昨日からの風の影響が残りヨレた感じのブレイクでしたが

ショルダー張るブレイクあって楽しめました。

波が出て来るとやっぱり楽しいPLATOON

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抑えながらもフルに入ったロッカーが、シュリンっと楽に回ってくれるのが楽しいですね。

一見細めなシャープなノーズに見えますが

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このノーズをプッシュさせる辺りのワイドを広めにキープしているので

パドルやテイクオフは安定し、とても乗りやすく仕上がっています。

テールはバンプでテールエンドにかけて絞っていますが、

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テール寄りにもバンプの入ったダブルバンプによって、

ふたつめのバンプの位置のワイドが広めにキープされるので

波のパワーをキャッチしやすくテイクオフの滑り出しの早さも

フルロッカーながらスムースで早いのも魅力です。

テール形状のスクエアスワローテールはスカッシュフィーリングなレスポンスもよく、ターンではスワローなクイックな反応を楽しめ

反発イージーなコントロールで特にカットバックのリエントリーなどを楽にしてくれます。

とっても乗りやすいフルロッカーモデルですね。