ビッグスウェルでも対応できるハイスピード系モデル

長い梅雨が明けたと思ったら、立て続けに台風が発生し、コンディション良いも悪くもサイズあるコンディションが続きました。
大きな波にもチャレンジしたい初級者や、大きな波も楽しみな中~上級者のサーファーにはこれからも楽しみな季節になって来ましたね。

ビッグウェーブの続くこれからのシーズンに、大きな波でもチャージしたい!といった方に、持っておきたいメインボードとなるオーバーヘッドも対応するオールラウンドサーフボードを紹介します。

ますは抑えたロッカーベースのハイスピード系ロッカーからご紹介。

ストレート気味なプレーニングロッカーを持ち、ボード自体の推進スピード性能に優れたロッカーです。
●初級者でオーバーヘッドの大きな波もチャレンジしたい方におすすめなモデル
Y2V
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初級者がビッグウェーブをチャレンジするのに重要になって来るのが、まだ弱めなパドル力でもいかにスムースに楽にアウトへとゲッティングアウト出来て、大きなウネリからでも不安なく余裕感を持って波に乗れるということが重要になってくると思います。

そのためにはボード自体の推進スピード能力に更に頼ることになるので、やはり長めなレングスのボードをチョイスすることがおすすめになって来ると言えます。

長さを持たすことで高まる推進スピード性能により、ウネリの早い段階からの滑り出しを可能とするメリットを得られやすくなり、大きな波でも余裕感を得られるようになって来るかと思います。

ボード自体の基本デザインとしては、安定感を保つために程よいワイドを持つ長さをキープできるバランスのベーシックなアウトライン。

ロッカーはパドリングやテイクオフの滑り出しを楽に出来るローロッカーベースのものがおすすめでしょう。

こういったデザインとしておすすめなモデルがY2Vになります。

安定した速いパドリング、安定した大きなウネリの厚いところから飛び出すような早い滑り出しのテイクオフ。

そしてテールエンドVEEにより、しっかり安定感ある乗りやすさの中で、軽快なテールコントロールによるレールの切り替えしイージーに、大きく動きの速いショルダーで必要になって来る瞬時の反応もグッドに、気持ちよくマニューバーも楽しめるといったところが特徴であり魅力でもある大変乗りやすいベーシックノーマルショートモデルです。

大きな波のコンディションで、パドル力にあまり自信がなく、パフォーマンスの高さよりはとにかくパドルやテイクオフ重視に気持ちよく走り楽しみたいといった方には絶対おすすめですね。

アウトラインはレベルやニーズに合わせてチューニング可能です。

このモデルのオーバーヘッドでも使用したい場合のレングス目安は、身長よりも4~6インチ辺り長めでレベルやスタイルに合わせてのチョイスがベスト!
●ビッグウェーブでパフォーマンスも重視な初級~上級者におすすめなモデル
Y2K
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大きな波でもやはり長さをキープできる安心よく乗りやすく攻めやすいモデルを求める中で、更に乗ってからのパフォーマンス性の高さも重視にサイズあるコンディションでも楽しみたいといったスタイルの方にはY2Kがおすすめになります。

このモデルは更に正確なポジショニングでの攻めを見据えたアプローチのテイクオフを、テールエンドに設定したキックロッカーが掘れ出したポジションからのテイクオフであっても馴染みやすく、更に幅広いタイトなテイクオフを可能にします。

ライディングではスピードロッカー系ならではの強いドライブ性能の伸びの良さ、そしてテールキックロッカーによるローロッカーならでの走るすぎ感が強すぎることない軽快なテールコントロール性能と瞬発力が加わり、深いボトムターンからバーティカルでポケットにタイトなトップアプローチも楽しみやすいといったポテンシャルが魅力になります。

この2本とも、ノーズフリップからエントリーロッカーにかけてノーズカーヴが強めになっているので、比較的掘れたポジションからテイクオフしたとしても、刺さりづらくパーリングを回避しやすくデザインされているのもオールラウンドボードとして特徴でもあります。

パドルやテイクオフ性能をとにかく楽にしたいとサーフボードの長さによる推進性能に頼る方にとって、オーバーヘッドとサイズあるコンディションでもチャージしやすいモデルとしては、この2本がヨシノシェイプではレベルやスタイルなどに合わせたメインボードとして絶対おすすめな定番モデルとなります。

こちらのモデルもレベルやスタイルなど、ニーズに合わせてアウトラインチューニング可能。

画像のボードはノーズよりのワイドを若干広げたテンプレートのものを使用して安定感と加速しやすさを高め、ノーズ先端にかけてはシャープなテンプレートで繋げ、キレの良さもミックスさせたチューニングタイプになります。

このモデルのオーバーヘッドでも使用したい場合のレングス目安は、身長よりも4~5インチ辺り長めでレベルやスタイルに合わせてのチョイスがベスト!
●レングス短めに反応抜群にビッグウェーブでパフォーマンスを楽しみたい方におすすめなモデル
SUPER BALL
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スピード系ロッカーはロッカーを抑えている分、ドライブ性能がアップする反面硬いターンフィーリングになって来ます。

そのドライブ性能を損なうことなく、ソフトなターンフィーリングも融合するために、このSUPER BALLはスピード系ロッカーをベースに、ノーズエリアとテールエリアのロッカーが強めにデザインされています。

短いレングスでもよく走りよく動く。

同じテールキックを持つY2Kよりも、更に前方よりキックが入り強まっています。

大変パフォーマンス性に優れた、軽快なパフォーマンス性能重視に楽しみたい中級からエキスパートにおすすめできるモデルです。

短くワイドを持ったアウトラインの特徴は、プッシュに加速しやすく安定感高く乗りやすく、更に波とタイトに攻めやすくデザインされています。

このモデルのオーバーヘッドでも使用したい場合のレングス目安は、身長よりも2~3インチ辺り長めでレベルやスタイルに合わせてのチョイスがベスト!
●スピードロッカー系のメリットとデメリット
スピードロッカー系ボードはパドルやテイクオフなどと、何かと推進スピード性がアップしてイージーになって来ます。

ただウネリが強まりオーバーヘッドと波のサイズが出て来るほど、波の動きにもパワーと速度が出て来ます。

こういったサイズあるコンディションで、メリットのひとつにパワーレスブレイクでも走りやすくスピード得やすくとデザインされたスピードロッカーを採用しているボードは、大きな波を乗りこなすために何かとコツも必要になってくるかと思います。

ウネリが大きく、ブレイクするとショルダーが掘れ気味に立って来るような波では、ロッカーの少ないボードでは掘れ上がって来る前に出来るだけウネリの段階から滑り出させることが必要になって来ます。

このタイミングを外して波がブレイクに入り出した時点でスピードロッカー系のローロッカーのボードを滑り出させると、力強い波のパワーでパワーレスなブレイクではメリットとなる飛び出すスピード感が更に強まってしまい、まず余裕を持ったテイクオフが難しく感じるようになるかと思います。

そこで少しでもウネリからと、出来る限りブレイクが始まりながらも厚いウネリの段階にメリットである推進性能の高さを利用して、いかに速く動く波に合わせて滑り出させることができ、ブレイクが掘れ立って来る段階ではすでにテイクオフしてアプローチしているといったタイミングやコツが必要になってきます。

ただ、この少しでもウネリの段階といったテイクオフポジションを得るには、かなりブレイクを読むスキルも要してくると思います。

サイズあるコンディションでは、波の動く速度も速くなって来るので、うかうかしてブレイクが始まった時点から滑り出させると、飛び出し過ぎるテイクオフの余裕の無さ、そしてストレートに抑え気味に設定しているロッカーが急な波の立ち上がりのフェイスのアールに沿いづらく、上手くタイミングを取れないとパーリング気味なアプローチが強いられて来ます。

波のサイズが大きくても比較的余裕を得やすい開いたフェイスのブレイクでは、スピードロッカーの抑えたロッカーのボードは大変メリットとなって来ます。

しかしやはりショルダー張ったビッグスウェルなパワフルなコンディションでは、コンディションやブレイクによってはちょっとタイミングなどのコツも必要とするデメリットと言える部分は生じて来てしまいます。

この辺をメリットに言えば、波を読む力もつくし、何より何かとスピードを得やすいといったメリットになるとは思います。

フルロッカーを採用しているボードは、比較的波が立ちあがったポジションからでもボトムのカーヴと波のカーブがフィットしやすく、多少タイミングを外してもテイクオフをメイクしやすくなって来ます。

しかしロッカーカーヴが強まるほどに、パドリング能力が強いられて来ます。

そしてボードコントロールとスピードコントロールスキルも強いられて来ます。

この辺のメリットか、それともデメリットとも思える部分が、大きな波のコンディションではレベルや楽しむスタイルなどによってスピード系ロッカーを好むか、フルロッカーを好みかと別れて来る部分でもあると思います。

次回はデカ波でおすすめなフルロッカーモデルを紹介します。