2017年 第1回目 シェイパーズサーフミート

昨日の日曜日

本年第1回目のシェイパーの吉野とユーザーさんとのサーフセッションコミュニケーション、シェイパーズサーフミートを開催致しました。

今回は今までの中で最も多いご参加をいただけ、事務所周辺の駐車が困難になったので、駐車場のある東浪見周辺某ポイントに集合の上サーフすることになりました。

170226sm1

170226sm2

170226sm3

風の影響なく陽気もよく、波もワイド気味な速めなブレイク中心ながらも、選べばインサイドまでロングライド&アクション出来るブレイクもあり、今まで開催した中では一番気持ちよく楽しくサーフィン出来るコンディションとなりました。

ヨシノシェイプのボードで沢山の波にテイクオフする方

以前参加のアドバイスから地元で密かに練習され上達をされていた方

良いブレイクをゲットしてロングライドを気持ちよさそうにライドする方

大変久しぶりにサーフィンをご一緒出来た方

などなど

そういったユーザー様が楽しみ調子よくオーダーいただいたボードでライドする姿を見て、提供させていただいている吉野は勿論、私自身、大変嬉しく思いました。

同じモデルを乗る方同士の情報交換、また違ったモデルを乗るユーザーさんの中での情報交換、相性の良いフィンの情報交換

また新たなサーフ仲間としての出会いとしても、色々な形で楽しんでいただけたようです。

また、やはり実際にシェイプする吉野自身が、オーダーの際のファクトリーでのコミュニケーション以外に、一緒にサーフィンをした中でお客様の実際のリアルなサーフィンでの情報を得られることは、確実に吉野自身シェイプに反映をさせるのに役立つようです。

海から上がった後は皆でランチをしながら、またまた笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことも出来ました。

カメラを持って行っていたのですが、波のコンディションの画像、またランチの模様はあまりの楽しさに撮影を忘れるほど^^;

今後、肝に銘じて撮影にも努めたいと思います。

今回、新たにご参加いただいたユーザーさん、また何度もご参加いただけているユーザーさん、つくづくありがとうございました。

大変楽しい企画と好評もいただいておりますので、まだご参加いただけていないユーザー様も、これからシーズンに向けて積極的に開催して参りますので、ぜひご参加いただければと思います。

FCSⅡのスタンダードフィンの選び方を考えてみた

新しいモデルのFWDのフィンテスト。

先日はACCELERATORのLも手に入れて、バックフィンにはACCELERATORのMをセットしてサーフしてみました。

acs

acc

このACCELERATORはPERFORMERに比べて、スイープは同じでもベースも高さもエリアも大きいフィン。

ドライブ性がPERFORMERよりも高いコンセプトで、クリティカルなセクションや波質でハイスピードにドライブしやすくコントロールしやすくデザインされたモデルになります。

FWDはセンターからサイドフィン辺りまでは抑えたスピードを得やすいローロッカーなデザインになっていて、センターフィン周辺はキックロッカーが特徴なのですが、

このロッカーにはこのフィンの相性は良くない感じですね。

パドルでもテイクオフでも、またライディング中でも、リーシュを後ろから常に引っ張られている感じにテールの抜けが悪くなってしまい、何をするにもボードは前に出ようと反応しているものの、波に食いつきすぎるテールが引っかかってるかのような重さを感じてしまいました。

安定感やドライブ感はアップした感じなのですが、スムースに抜けも求めて攻めるには向いてないようですね。

センターフィンを小さくしたセッティングながら(PERFORMERのMより大き目)、やはりエリアの大きさやベースの広さなどからも、フィンの抵抗をFWDのデザインでは抵抗を感じてしまうようです。

このフィンを使っていたフィーリングから、ACCELERATORはフルロッカーなどのテールエリアのロッカーも強いモデルが相性良いように感じます。

ヨシノシェイプのモデルでは、S5R・MANOA・MDR・PLATOONなどのモデルがグッドな感じだと思います。

ちなみにインフィルキットを使って、M7とM5といったセッティングを面のガタついたコンディションで試したのですが、面が綺麗なコンディションでは気にはならなかったフィン周りのテールのガタついたフィーリング。

テイクオフの際、暴れるようなテールのブレた動きにかなり手こずった感じ。

インフィルキットのアダプターは固目なグミのように柔らかく、特にフレックスのあるグラスフレックスフィンはガタついた面による反応を広いやすくなるのだろうか。

プラグとの接合的に、やはり無理があるのかもしれません。

やはりFCSⅡプラグにはFCSⅡフィンがベストで、あくまでもインフィルキットでの以前のフィンの使用は、とりあえず使えるといった感じに思った方が良いのではないかなと感じたところです。

比較的固目なPCCなんかのフィンはさほどブレは感じなかった気もしますが。

色々なフィンを試して来た中で、個人的にはFWDではフロントフィンにPERFORMERのL、センターフィンにPERFORMERのMといったセッティングが、今日もサーフしていてベストと感じています。

170215fwdd

170215fwdb

pes

pec

こうしてFCSⅡフィンを試していた中で、REACTOR、PERFORMER、ACCELERATOR、CARVERスタンダートとなるフィンのチョイスの仕方を考えてみました。

2p

REACTORはカタログにもあるように、スイープが小さく立っているフィンで、ピヴォットな回転性やリリースの素早さを重視にデザインしたドライブ性は小さ目なフィン。

PERFORMERはドライブ性・ピボットな回転性・リリースの素早さと平均的にバランスを取った標準的なデザインのフィン。

ACCELERATORはドライブ性とハイスピード性を強めた、ピボットやリリース性も適度に感じられるようにデザインされたフィン。

CARVERは特にドライブ性とハイスピード性を重視にデザインされたモデル。

ボードロッカー的には、画像のように配分して考えた方が良いと思う。

そしてレベルや波質、また使用するボードのアウトラインなどに合わせて好みで自分の体型に合ったモデルをチョイスされるのがベストかとおすすめ出来ると思います。

FWDのフィンセッティングも決まったので、これからはボード自体のインプレッションを書いていきたいですね。

とにかくこのモデル、パドルでもテイクオフでもライディングでも、とにかくムネの辺りからのスピードスイッチの入り方がヤバいです。

ニュートラルコントロールしやすい推進ドライブ性に優れた板ですが、強めなテールのキックにより、ルースなフィーリングでのカーヴィングターンも楽しいモデルですね。

今日もスピードにのりながらカットバックに入ったら、カットバック後半での素早い回転性に驚いたほどです。

トップでのリリースもテールの抜け良く素早いし、ボトムターンからのトップアプローチも、今までのキックテールなモデルより、更に瞬発力高まり素早くアプローチしていける調子よさですね。

テイクオフの早さや楽さを重視に求めながら、ニュートラルスピードコントロールしやすい軽快なアクションを楽しみたいといった方には絶対おすすめしたいモデルです。

必要に応じて・・・フルロッカーのボードをオーダー

今日はファクトリーでのオーダーの仕事。

たまにはオーダーのお話でも書いてみたいと思います。

MANOA→CREEPER→Y2K→D-BULLETと強めなロッカーからフラット気味なロッカーへと楽しんで来ていただいた、長くお付き合いいただいているユーザー様からのオーダー。

最近入るポイントがひとたび波が決まれば掘れてショルダー張り、たまにチュービーなブレイクもあって、走り系フラットロッカーではタイトにクリティカルポジションを攻めるには、優れた推進走破性が裏目に出てしまい、

もっとポケットに近いマニューバーやカーヴィング、そしてショルダーを無駄なく攻めたいなどといった欲求が高まり、良く走るフルロッカーなモデルをオーダーしたいとオファーをいただき。

テイクオフの滑り出し早くは外せない重要ポイントで、MDロッカーなフルロッカーでも抑え気味によく走りソフトタッチにターンを攻められるボードをご検討。

まずは事務所で話す中で、今後も年齢的にも現状のサーフィン回数的にも、そろそろ無理をせず、フレンドリーに安定感も高く乗りたい!

ノーマルショートタイプのアウトラインへのこだわりはなく、また違ったフィーリングも楽しんでみたい!

そして最近は短めなレングスに慣れていることもあり、さほど大きな波でのサーフィンの機会も少ないので、短めにも楽しめるモデルが欲しい!

そんなこんなの要望をお聞きする中で、ノーマルなMDRとどっちにすべきかユーザーさんと一緒に考える中で、PLATOONをご提案。

170211pl

このPLATOONというモデル。

ベースはMDRのフルロッカーモデルですが、ノーズロッカーはミディアムに抑え気味。

でもフリップはあるのでパーリングしづらさもサイズある掘れるブレイクでも安心。

ノーズからテールまでロッカーを抑えながらも、ナチュラルにしっかりとカーヴを描いたフルロッカーデザイン。

MDRの今となっては最近でのベーシックデザインなアウトラインと言える短く多少ふっくらノーズワイドを持たせた短めに乗れるノーマルショートといったボードよりも、

更に気軽に乗れることをコンセプトのひとつにデザインしたモデル。

クアッドセッティングで乗っても、大変楽しいモデルなんですよね。

ワイドを持たせながらもダブルバンプとフルロッカーのコンビネーションにより、ターンフィーリングやコントロールフィーリングはソフトタッチにイージーで、特徴となるテールデザインはクイック且つレスポンス性優れたテールコントロールを楽しめるモデル。

小波やパワーレスな波に強いフラットなプレーニングエリアを多く持たせたロッカーのモデルって、正直マニューバー性やカーヴィング性をイメージするようになると、ちょっと飽きも来るフィーリングなんですよね。

やっぱりそれに飽きが来たら、フルロッカーなモデルって凄く楽しく魅力に感じて来るようになるんです。

ただロッカーは強まるほどに、パドルやテイクオフ、そしてライディングでの推進加速を得るには、フルロッカーデザインを理解したスイートスポットを知るコントロールスキルというのも必要になるもの。

走り系ロッカーでスピードやボードコントロールに自信をつけられたら、このMDロッカーはとてもイージーに乗れるスピードも得やすいフルロッカーデザインとなっているので、ぜひ積極的にチャレンジしていただきたロッカーです。

以前にもブログでフィーリングを書きましたが、まるでグミを踏んでいるかのようなソフトタッチなターンフィーリング。

ショルダーある波ほど、感じたくなるフィーリングですね^^

オーダーいただいたN様、このたびもありがとうございました!

さて話変わりますが、先日とある海外の有名ブランドのボードを乗る機会があったので、その時乗って感じたことを。

そのボードはMDRのように今時なショートレングスに、ノーズふっくらとシャープなノーマルショートタイプのボード。

そのブランドのHPでモデルを確認したのですが、日本の波にも合わせたというモデルで、ノーズ&テールロッカーは強めながらも、フラットなプレーニングロッカーベースな小波用コンセプトのモデルということ。

見た目はフロントフットな部分はかなりボリュームあり、乗っている方に聞いてもテイクオフはとにかく早く沢山テイクオフは出来るとのこと。

ただ速い波ではスピードをつけづらく、コントロールも難しいとお悩み。

実際私が乗らせていただいた中でも、浮力は足りないながらもフロントフットなエリアにボリュームが凄くあるので、テイクオフは早く感じました。

ただテールがメッチャ薄目なシェイプなんですよね。

テイクオフして前足荷重に加速を始めようとしても、パワーレスなブレイクでテールの押しのレスポンスを全然得られない感じ。

海の中でボードを横にして全体的なボリュームバランスを見たのですが、ノーズよりはボリュームしっかりありながら、テールエンドにかけて無理やり的に薄くなる見た目からもどうもバランスの良さは感じない感じ。

確かに小波でも海外の押しのある小波では、そのくらい薄くてもグッドなのではとイメージ出来るものの、日本の特に押しの弱いブレイクでは、ちょっとバランスのスムースさに欠けるかなぁ~と乗ったフィーリングからも感じたところ。

サーフボードのシェイプバランスって、シェイプのバランスだけでなく、使用する波のバランス、乗り手のスキルのバランスなどなど、色々考えられた上でのベストバランスなボードに乗った方が、スムースに上達するにもメリットになるんじゃないかな~と感じた経験になりました。

中々一般のサーフボードに知識のない方には、見極めチョイスするにも難しいところでしょうね。

ヨシノシェイプでは最終仕上げの際に、オーダーいただいた方の使用する目的やレベル、そして使用する波のコンディションなどを考慮する中で、この全体的ボリュームのチェックもボードを横からチェックして仕上げてもいます。

この辺も、普段楽しむ日本の波質に合ったボードをしっかり生み出しているんだなと見比べ乗り比べられた経験にもなりました。

海外ブランド好きで、日本でバッチリ楽しみたい方は、その辺のシェイプバランスの見極めも大切になってくるのではないでしょうか?