海底が岩場のポイントです。。
初心者や初級者のレベルでははあまり入ることがないと思います。
浅い所はゴツゴツした岩が見え隠れするところもあるので、怪我やボードクラッシュに注意が必要です。
海底が砂(サンド)のポイントです。。
日本の海はビーチブレイクがメインになります。
海底の地形が変わりやすく、流れも生じやすいといった危険があります。
ただ遠浅なビーチでのインサイドのショアブレイクでは初心者がテイクオフの練習をしやすいので、初心者や初級者にはおすすめできるポイントになります。。
海底が大きめな石がゴロつくポイントです。。
波がブレイクするインサイド寄りではゴロゴロと音がします。
浅い所は石なので、やはりワイプアウトした際には注意が必要です
海底が岩場と砂がミックスしたポイントです。
砂の所は危険は比較的ないですが、リーフが隠れているところなどはワイプアウトに注意が必要です。
ニュースでの海の事故があるとよく耳にすると思いますが、離岸流のことです。
波がブレイクする間に生じたり、テトラポッドやヘッドランドに沿って生まれる岸から沖に向かっての強い流れのことです。
実際初心者の事故で多いのが、このリップカレントに流され沖に出過ぎて戻れなくなってしまったり、テトラポットに吸い込まれて大怪我や死亡事故までも起きてしまっています。
中〜上級者になるとこのリップカレントの流れを利用すると、アウトに出やすくなるメリットに繋がりますが、まだパドル力が弱くパドルコントロールが出来ない初心者や初級者のサーファーにとっては大変注意すべき危険な流れとなってしまいます。
ヘッドランドやテトラボッドを積んだ堤防の脇のリップカレントを利用してアウトにゲッティングアウトする際には、出来るだけテトラなどに近づかないようなポジションをキープしてアウトに出る必要があります。
リップカレントは沖への縦への流れになるので、もしも流れにハマってしまったら、画像の赤い矢印のように左右どちらかに逃げると回避しやすくなります。
また波が大きくなったり、風などにより強い流れが入ると平岸流という岸よりの強い流れが発生する場合があるので、この流れにも注意が必要です。
波が大きなコンディションの日には、この離岸流や平岸流が強まることが多いので、そういったコンディションの日はパドルに自信のないサーファーは、波が小さく流れも少ないポイントで練習されることをおすすめします。
引き波はブレイクした波の力が、沖へ戻る時に生じる流れです。
海水浴で岸よりで遊んでいた時に足元をすくわれるような感覚を感じた方も多いかと思います。
沖でサーフィンしているサーファーにとっては、あまり危険と感じることはないかもしれませんが、やはり海から上がる時には気をつける流れでもあります。
特にインサイドよりで練習する初心者や初級者にとっては、大変注意すべき流れでもあります。
海の中は月と地球の引力により潮の流れが生まれます。
特に潮の動きが大きい期間は大潮、少ない期間は小潮といいます。
画像のタイドグラフの山の頂点が上げいっぱい(満潮)、一番低い時間が引きいっぱい(干潮)と言われ、潮の動きが止まる潮どまりの時間と言われます。
上げいっぱいや引きいっぱいに変わって行く間の時間帯に、潮が多くなる満潮に向けては岸に向かった流れが生まれ、潮が引いていく干潮に向かっての時間には沖に向かった流れが強まっていきます。
サーフィンの経験を積むほど、特に波が乏しい時にはこの潮周りを利用して少しでも良いコンディションを狙い、波が大きい時でもブレイクがよくなることで潮の時間を意識して海に入るサーファーの習慣があります。
長い時間での潮の動きなので、あまり流れが強いといった感覚を感じることはありませんが、やはり経験の少ない初心者や初級者は注意していても良いかと思います。
この潮の動きも気にしてサーフィンをすることは、海に入るタイミングの発見にも繋がる経験にもなるかと思いますので、ぜひチェックされてみるのも良いかとおすすめ出来ます。
波をチェックする際、ぜひ海も観察されてください。
カレントなどの流れ、障害物を確認した上での自分にとってのゲッティングアウトルートの取り方など、入っている上手いサーファーの行動などをチェックして参考にされると良いかと思います。