このテール形状は、テール先端(ストリンガーの位置)が尖り、左右のレールに三角にレールを短くしたテール形状がダイアモンドの先端のようになっているのでダイアモンドテールと呼ばれています。
テールエンドまでレールが続くスカッシュテールの角をストリンガーを中心に左右に切り取った形状になるので、必然にトータルレングスよりレールのラインは短くなるデザインとなります。
形状的に見て、テールエンド先端が尖ったラウンドピンテールと角のある幅広なスクエアテールをミックスしたようなデザイン。
スクエアテールよりレールのラインを短く出来るので、ターンでの感覚がテールレスポンスをキープしながら、スムースな素早い反応やルース性をアップさせるメリットが得られます。
そしてラウンドピンテールのようにテールのセンターにポイントをキープ出来ることで、素早くルースな反応を持たせながらも安定感もあるテールコントロール性が得られるようにます。
乗った感覚はラウンドテールのようなスムースなテールコントロールフィーリング、程よい反発を得られるテールワイドをキープ出来たスカッシュやスクエアのようなハイレスポンス、そしてラウンドピンのようなテールエンドのホールド感のある安定感を得られながら、レールラインが短くなることでのルースで素早い反応が小気味よいコントロール性を楽しめるようになっているのが特徴になります。
ヨシノシェイプのモデルの中ではD-BULLETで採用されているダイアモンドテール。
D-BULLETではトータルレングスより3/4インチ(1.9cm)ほどレールラインが短くなっています。
また左右にフックを設ける事でフィッシュやスワロー、またスクエアテールのようなショルダーに食いつきよくホールド性アップも考慮してデザインしています。
このデザインは、ルースでありながらホールド感や更なる安定感をキープしながら、しっかり安定したドライブ性のあるライディングを可能とさせています。